弘邦医院お知らせ

低体温症

こんにちは弘邦医院院長の林雅之です。本日のテーマは「低体温症」です。この暑い夏に低体温症なんて本当にあるの?と思う人もおられるでしょうが、真夏の都会でも「低体温症」になることはあるし、放っておけば意識を失い、呼吸停止などから命を失うこともあるのです。嘘だろうと思うでしょうが本当です。少々古い話になりますが、7年前の7月、東京・港区の秩父宮ラグビー場で開かれた男性アイドルグループ「NEWS」の野外コンサートが豪雨で中止になった際、手当てを受けた75人の中に多くの低体温症患者がいたとマスコミに報じられています。 それは猛暑の合間のゲリラ豪雨で濡れた体に、豪雨をもたらした上空の寒気が吹き下ろすことで体から気化熱が一気に奪われ、体温が急激に下がったからです。 人間の深部体温は36~37度といわれていますが、35度を切ると低体温症と診断されます。体温を逃がさないように皮膚表面の血管が収縮して鳥肌が立ち、筋肉を収縮させて体をガタガタ激しく震えることで熱を得ようとします。それでも熱が上がらず深部体温が32度以下になると意識障害が出て、28度を切ると半昏睡状態になり心停止になることもあるのです。 夏だからと言って寒さで体調を壊すことはない、なんて思ったら大間違いなのです。 返信転送

コーヒーが健康に良いと言われる理由

ただし玉露の方が凄い!? こんにちは弘邦医院院長の林雅之です。本日のテーマは、「コーヒーの効果」です。夏は外出先でコーヒーを飲む機会が増えてきます。あ~暑い、ちょっと喫茶店で涼もう、なんてことになるのですが、喫茶店では煎茶やほうじ茶が出てくる喫茶店はマレで、大抵はコーヒーを頼むことになります。 このコーヒー、かつてはクスリとして扱われていました。それはカフェインがたくさん含まれているからです。どのくらい多く含まれているかと言えば、100ml中60mgです。煎茶やウーロン茶は20mg、紅茶は30mgですからかなり多い。 そのカフェインの効能は、眠気覚ましなどの興奮作用や尿の排出を促す利尿作用などがあります。ほかに「自律神経の働きを高める」 「集中力を高め作業能力を向上させる」 「運動能力を向上させる」など、様々な効果があります。 かつてクスリとして扱われた理由は主に覚醒効果にあります。その覚醒作用は古来より注目され、利用されてきたようです。カフェインは、摂取後、血流にのり約30分で脳に到達します。その結果、計算力や記憶力の向上、疲労の抑制、運動能力の向上がみられるというわけです。 また、カフェインは交感神経を刺激する作用があり、コーヒーを飲むと体脂肪の燃焼が促進することが知られています もっともカフェインの量でいえば、珈琲よりも玉露の方がダントツに多く、100ml中160mgです。もし、玉露の研究を世界中で行えば、コーヒー以上に健康に良いという結果が出るのかもしれません。

水分を摂る以外の熱中症対策

カッコ悪いなんて思っている場合じゃない =濡れタオルを首に巻く= こんにちは弘邦医院院長の林雅之です。本日のテーマは、「水分補給以外の熱中症対策」です。熱中症対策といえば水分補給がまず頭に浮かびますが、それ以外の対策についてお話ししましょう。手軽な方法はつばの広い帽子をかぶることです。都会では屋外にいる時間が少なく帽子をかぶる習慣がありません。そのため、帽子なんてダサい、と思う人がいますが、体のなかで最も熱に弱い脳細胞を守るためには帽子が一番良い熱中症対策です。屋外での時間が長くなりそうだと感じたら必ず帽子をかぶりましょう。帽子は通気性のよいものを選ぶと良いでしょう。あるいは日傘をさすのもいいでしょう。男性の中には日傘に抵抗感がある人もいますが、最近の夏の高温を考えれば格好などを着にしている場合ではありません。 首筋を濡れたタオルで巻くことも有効です。首には太い頸動脈が通っています。そこから皮膚表面へ常に熱が移動します。このとき表面温度が高くなる分、多量の熱が放散されています。首の皮膚は冷たさに対する感度も高いので、首の冷却効果は大きいのです。可能ならいま流行りの携帯用扇風機のハンディファンを首からぶら下げて時々首回りやわきの下、鼠径部を冷やすのも体温をさげるには有効です。 また、夏場は時々体を横たえると良いでしょう。体を冷やすためには血流が重要です。立った状態を続けると血液は下半身に溜まってしまううえ、熱を逃がすために汗をかくこともあって心臓に戻ってくる血液量が減ってしまいます。足の筋肉が弱っているお年寄りなどはますます心臓に戻る血液量が減ってしまい、全身に血液を循環させるこ

水はどのくらい飲めばいいのか?

飲まないと熱中症になると言うが… =ビールを飲むと水不足に拍車がかかる= こんにちは弘邦医院院長の林雅之です。本日のテーマは、「水分補給」です。これからしばらくはこまめに水分補給しないと熱中症になると心配されている人が多いと思います。では、人が1日で必要とする水分補給量はどのくらいでしょうか?むろん、体重や食事量などによって異なりますが、おおよそ1500~2000mlといったところでしょうか。 人間の体の50~70%は水分だと言われています。体重60キロの人なら30キロ、80キロの人なら40キロ以上は水だということです。水はさまざまな物質が溶けるため、体内で行われる、タンパク質やエネルギーの合成や分解などの化学反応を行う場所としてとても重要です。ですから体重に対して常に一定の割合の水分を維持することが大切なのです。 では、水は人間の体の中からどのようにして出ていくのでしょうか?例えば、私たちが気づかないうちに呼吸や汗として出ていきます。これを不感蒸泄と言います。汗をかかない状態で、1日当たり15ml/㎏と言われています。もしあなたの体重が60キロなら900ml、90キロなら1350mlということになります。不感蒸泄で失われた水分は体内を駆け巡り体内で生まれた余計な熱を奪い、呼気や汗として蒸発することで体内の熱を下げているのです。 ほかに体内から失われる水分と言えば尿です。一般的に健康な人の尿量は1回200~400mlで、それを1日3~8回繰り返します。ですから、1日あたり1500ml程度の水分が尿として体外に排出されているのです。 あとは便に含まれる水分が200~300ml、食

良薬は口に苦し、ビールも苦い方が健康的!?

こんにちは弘邦医院院長の林雅之です。本日のテーマは、「ビールと枝豆」です。 ビールがおいしい季節です。クーラーの効いた部屋でビールに枝豆で好きなドラマを見るという人も多いことでしょう。かく言う私も大のビール好きです。プロレスを見ながらのビールは最高です。 さて、このビール、痛風の原因となる「プリン体」が多いので体に良くないと信じている人がいらっしゃると思います。確かにプリン体はありますが、350ml缶で20mg程度で、これは豚や牛の肉100mgに含まれるプリン体の4分の1程度に過ぎません。また「糖質」も醸造酒であるビールは、蒸留酒である焼酎などに比べると多いと言えますが、その一方で糖質を代謝するのに必要なビタミンB1が豊富ですから、飲み方に気をつけておけば大きな問題にはならないと思います。 むしろ、最近の研究では、ビールの苦みの素となる、ホップに抗酸化作用があることがわかり、老化防止などに役立つのではないか、との研究結果が報告されています。 人間は生きていくうえで酸素を取り込み、紫外線を浴びます。また、気温や社会生活を営むためにさまざまなストレスを抱えます。そのとき、体内の細胞には酸化によるサビができます。これを防ぐのが抗酸化作用です。 ホップには抗酸化作用のあるポルフェノールが多く含まれていて、ワインのポルーフェノールよりも吸収力が良いと言われています。 さて、ビールのつまみの定番である枝豆はどうでしょうか? 多くの人が勘違いしていますが、枝豆とは大豆の未成熟品のことで、栄養素の豊富な食品です。良質なタンパク質の条件である、アミノ酸のバランスが良いことが知られています。お酒の

アンダーヘアの処理は必要なのか?

水着の季節 こんにちは弘邦医院院長の林雅之です。本日のテーマは、「陰毛」についてです。水遊びが恋しい季節がやってきました。海や川、プールで水着姿を披露する若い女性の中にはアンダーヘアが気になり、処理をはじめる人もいると思います。 最近は、そんな女性を真似て男性でもアンダーヘアを処理することがあるそうです。私の若い頃からは考えられないことですが、その理由はアンダーヘアは余分の毛だから必要ないというのです。 しかしこれは本当でしょうか? 髪の毛にしろ、鼻毛にしろ、全身の毛には何らかの意味があり、存在しています。陰毛もそうで、男女間の性生活に置いて大事なところを守るクッションの役割をしています。とくに女性の恥丘は感覚器が集中している場所ですから毛に覆われることで守る必要があるのです。 また、アンダーヘアがちじれ毛になっているのは保温のためだといわれています。女性の場合は、陰毛により膣の中にばい菌やウイルス、真菌等の病原体が体内に侵入するのを防ぐ働きをしているとも考えられています。 さらには、アンダーヘアにはセクシャルな臭いを長い間留めておく役割があるとも言われています。ご存知の方もおられるでしょうが、汗を出すための汗腺には2種類あって、陰毛にはアポクリン腺と呼ばれる、脂質やたんぱく質などから成る匂いを出す汗腺があり。そこから分泌されるホルモンが異性を引き付けるフェロモンといわれているのです。 異性を惹きつけたいのなら、化粧をするより、できるだけ自然のままが良いのではないでしょうか?

朝食と夕食の栄養差をなくせ

糖尿病死、心臓病死が変わる =夜はがっつりをやめる= こんにちは、弘邦医院院長の林雅之です。本日のテーマは「朝食と夕食の栄養摂取の差」についてです。 皆さんは、朝食を食べない人は食べる人よりも死亡率が高いという話を聞いたことがあると思います。これはさまざまな疫学研究で明らかになっていることですが、最近、面白い研究論文が発表されているのです、皆さんにお伝えします。 それは、朝食と夕食の差がないほど、健康である、ということです。今年の春に米国糖尿病協会が発行する、糖尿病専門誌に掲載されました。 朝食は軽く、夕食は重いというのが一般的です。そこで、総カロリー数、炭水化物、脂質、タンパク質などの項目について18 歳以上の糖尿病患者の4669人を対象に夕食から朝食を引いた、差を調べたところ、総カロリー量では摂取差最も高い群は低い群に比べて、糖尿病に関する死亡が1・92倍、心臓病による死亡が1・96倍も増えたというのです。 もちろん、この研究だけで朝食と夕食の摂取量の差で、死亡率が変わると結論付けることはできません。ひょっとしたら、朝と夕の食事の内容にそれほど差があるということは、研究対象になった人がそもそも食について、関心がないせいかもしれません。 いずれにせよ朝食と夕食の栄養差を少なくすることが大切なようです。

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