弘邦医院お知らせ

新型コロナ自粛だからこそ気をつけたい

アルコール依存症 =孤独が拍車= こんにちは、弘邦医院院長の林です。今日の話題は「アルコール依存症」です。そんなの私には関係ない、とおっしゃる方もおられると思いますが、意外に身近な問題です。実は、アルコール依存症は高齢者と女性で増えているからです。とくに今回のように不要不急の外出禁止という事態になると、「何もすることがないから家で飲むか」ということになりやすい。家族のおられる方は家族の目もあり、無茶な飲み方はしないでしょうが、独身の方は歯止めが効かないので注意が必要です。適度な晩酌だった人が何かのきっかけで酒量が増えてアルコール依存症になる人は少なくないのです。女性も注意が必要です。以前は昼間に家で一人で過ごす主婦の方の間で、お酒におぼれる、いわゆるキッチンドランカーが話題になりました。その理由はやはり孤独でした。いまの若い人はネット社会で生きる術を知っていますから外出しなくてもネットで相手の顔を見て話したり、フェイスブックで仲間同士の情報交換ができますが、年配の人は苦手な人が多い。そのためお酒についついはまってしまわないとも限らないのです。若い人は離れて暮らす老親に気を配り、一人暮らしの年配者はそうならないように自ら戒めることが大切です。

新型コロナはなぜ風邪症状があって肺炎にもなるの?

こんにちは、弘邦医院院長の林です。本日の話題は「新型コロナウイルスはSARSに似ているのに風邪症状が出るのか」についてです。7都道府県に緊急事態宣言が出て2週間近くになります。家に閉じこもるのもソロソロ飽きてきた、という人も多いのではないでしょうか? 新型コロナについてこれでもかと報じるテレビや新聞にも飽きて外に出る人が多いようです。日曜日は私の自宅近くの公園でも目に見えて走ったり、散歩したりする人の姿が目立ちました。 さて、大騒ぎしている新型コロナですが、実は何物かよくわからない人が少なくないようです。ちょつとだけ解説します。 新型コロナウイルスは致死率10%近いSARS(重症急性呼吸器症候群)と親戚の関係にあります。何千年、何万年も前に共通祖先がいてそこから分岐して生き延びてきたウイルスです。コロナウイルスは動物ごとにいてヒトにうつるのは7種類で、風邪を発症させる4種類と、SARA、MERS(中東呼吸器症候群)、そして今回の新型コロナの3種類です。新型コロナの遺伝子はSARSと8割同じで、違う2割はよりヒトに感染しやすいようい変異したと見られています。例えば風邪を引き起こすコロナウイルスが上気道で感染するのに対して、SARSは肺などの下気道で感染します。そのため、SARSはくしゃみや咳といった上気道感染で起こる風邪症状が出にくいことが報告されています。ところが新型コロナウイルスは下気道、上気道ともに感染できるのです。そのため風邪症状が出るうえ肺炎にもなるのです。

新型コロナ肺炎は両肺が同時に炎症を起こすのはなぜ?

こんにちは、弘邦医院院長の林です。さて、今回の話題は「新型コロナはなぜ両肺に炎症が起きるのか?」です。ご存知の方もおられるかもしれませんが、新型コロナが起こす肺炎は両肺が同時に炎症を起こします。なぜでしょうか? 新型コロナはSARS(重症急性呼吸器症候群)と遺伝子の8割が同じ親戚関係にあります。実はこのSARSには肺の空気の通り道である気管支の表面にある細胞にダメージを与えることがわかっています。その細胞とはひとつは粘液を作る細胞で、もうひとつは線毛を持つ細胞です。粘液は、肺を病原体から守りつつ、乾燥を防ぐ働きがあります。繊毛は、体の外から侵入してきた病原体やごみを取り込んだ粘液を押し出して、体外に排出する働きがあるのです。SARSはこの線毛のある細胞に感染して死滅させる働きがあるという説があります。同じことが新型コロナでも起こるとしたらどうでしょうか。ウイルスは易々と肺の奥に侵入して両方の肺に炎症を起こすことになるのです。

「発熱、咳、鼻水」以外に注意すべき初期症状

非常事態宣言が出たいまだからこそ知っておきたい =「味覚・臭覚異常」「下痢」などにも注意= こんにちは、弘邦医院院長の林です。本日の話題は「新型コロナ感染症の初期症状」です。安倍首相は7日に行われた緊急事態宣言に伴う記者会見で「今のペースで感染拡大が続けば1カ月後に感染者数は8万人になるが、努力すれば2週間後には減少に転じられる」とお話しされました。要するに今後は少なからぬ人が新型コロナに感染する可能性があるということです。感染しても8割の人は軽症か症状が出ませんから必要以上に恐れる必要はありません。ただ、気づかないうちに感染した人は他人にうつす可能性がありますし、ひょっとしたら症状が重くなる可能性もあります。そこで、初期症状についてお話しします。 「風邪症状、37・5℃以上の発熱が4日以上続く、強い倦怠感、息苦しさ」です。これは厚労省が医療機関への「相談・受診の目安」としている症状です。 次いで考えなくてはならないのは、頻呼吸です。頻呼吸とは1分間に25回以上の早い呼吸を言い、酸素が不足して息切れしている状態を言います。インフルエンザや風邪などでは見られない症状で、肺に問題があるときに出現します。阪神の藤波投手が告白したことで明らかになった、臭覚・味覚異常にも注意が必要です。医学的にハッキリと検証されたわけではありませんが、その可能性はあると思います。また、新型コロナウイルスは腸管に感染する可能性もささやかれおり、下痢にも注意が必要です。 もちろん、どれかひとつ、症状が現れたからといって新型コロナというわけではありませんが、複数重なったときは疑い、相談・受診するのが良いと思い

がん治療の医療技術があるのに…

日本で医療崩壊って本当に起こるの? こんにちは、弘邦医院院長の林です。安倍首相の「非常事態宣言」が出て1週間経ちました。家の中でイライラしている人もおられるでしょう。なかにはなぜ、新型コロナウイルスに大騒ぎしているのか、よくわからない人もいるかもしれません。そこで今回はその説明をします。 まず、人によっては「新型コロナはちょっと重いインフルエンザ」というイメージがありますが間違いです。実は新型コロナが世界を震撼させたスペイン風邪よりも病原性が強い疑いがあるのです。日本を襲った第一波(1918年8月~1919年7月の対患者死亡率は1・22%でしたが、4月13日午後7時時点での対感染者死亡率が1・40%です。 もうひとつの理由は新型コロナで大勢の重症者が出たときに、医療崩壊が起こる可能性が高いからです。実は日本の重症患者の受け入れ体制は皆さんが想像している以上に脆弱なのです。例えば、日本の集中治療室のベッド数は6500床ありますが、マンパワーの関係で1000床しか稼働できません。一方、ドイツは2万5000床、米国は10万床です。 「集中治療体制の違いが新型コロナウイルス感染症の死亡率を決める」ことはイタリアとドイツとの比較で明らかです。3月31日時点での死亡率はイタリアでは11・7%に対してドイツでは1・1%です。ICUのベッド数で言うと、ドイツは人口10万人あたり29~30床であるのに対して、イタリアでは8・6床、日本は5床です。そのため、いったん患者が増え始めたら医療崩壊が非常に早く訪れることが予想されるのです。

歯周病が新型コロナを増やす

「手洗い」「マスク」に加えて「歯磨き」が重要 =ウイルスが侵入するのに必要な酵素を分泌させる= こんにちは、弘邦医院の林です。本日の話題は「新型コロナウイルスと歯磨き」です。“関係ないんじゃないの?”と思われる人もいると思いますが、「手洗い」「マスク」と同じように重要です。というのも、口の中、とくに舌の細胞の表面には新型コロナウイルスが体内に入るための侵入口がたくさんあるからです。これをウイルスレセプターと言います。新型コロナウイルスはまずこのレセプターに吸着します。もちろん、侵入口があるからといって口の中に入ったウイルスがすべて細胞内に取り込まれるわけではありません。実際にウイルスが侵入口に入って細胞内に感染するためにはタンパク質分解酵素であるプロテアーゼによりウイルスを覆っている膜を溶かして細胞と融合させなければなりません。歯磨きをしないで放っておくと歯周病菌が増えますが、この歯周病菌はプロテアーゼを分泌するので、新型コロナウイルスによる感染を増やすことにつながるのです。いまのところこれは仮説で歯周病と新型コロナの可能性がハッキリしているわけではありませんが、その可能性がある以上、注意すべきです。新型コロナから身を守るためには「手洗い」「マスク」に加えて「歯磨き」をしっかりすることが大切なのです。

豪州で臨床試験開始

懐かしのBCGが新型コロナに効く!? =免疫を鍛える= こんにちは、弘邦医院の林です。今日の話題はBCGです。あ~あ、子供の頃に肩に打った、花を差す剣山のような奴ね、と思い出される方もおられるかもしれません。実はこの結核予防のためのBCGワクチンがいま話題の新型コロナウイルスの感染拡大防止に役立つのではないか、と言われているのです。豪州のメルボルンにある小児医療研究所で新型コロナへの有効性を調べる臨床試験を始めたそうです。もともとBCGワクチンは結核だけでなく他の感染症にも有効なのではないかと言われています。ウイルスなどの病原体から守る機能を免疫といい、免疫は体に侵入してきた異物にすべて反応して攻撃する自然免疫と、一度感染した病原体を覚えていて、再び侵入すると攻撃する獲得免疫があります。BCGは自然免疫を鍛えられると言われているのです。もし、臨床試験で有効性が証明されたら、日本人だけでなく世界中の人の肩にBCGの跡がつくことになるかもしれません。

シャワーよりお風呂がいい

脳卒中や心筋梗塞リスクが3割減 =湯船につかると効果大 「忙しいし、掃除も面倒くさいのでシャワーですませている」――。そんな人も多いことと思います。体を洗うだけならそれでもいいかもしれませんが、健康的な生活をしたいのなら毎日に湯船につかることをお勧めします。毎日お風呂で湯船に浸かる習慣のある人は、脳卒中や心筋梗塞などの命に係わる病気の危険度を3割近く減らせるという報告があります。 大阪大学大学院の研究チームが、秋田、岩手、東京、長野の男女およそ3万人を20年間追跡調査したところ、湯船に浸かる回数が「週に2回以下」「週3、4回」「ほぼ毎日」の3グループのうち、湯船にほぼ毎日つかるグループは、州2回いかのグループに比べて、心筋梗塞や脳卒中、などの危険度が28%も低かったそうです。 湯船に肩までつかることは、体を温める以外にも水圧で心臓から送り出される血液量が増えて、脳心疾患のリスクを下げる効果があります。 寝る前に湯船に浸かると寝つきも良くなります。心筋梗塞や脳卒中などが心配な人は毎日湯船に浸かると良いでしょう。

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