がん治療の医療技術があるのに…

日本で医療崩壊って本当に起こるの?

 こんにちは、弘邦医院院長の林です。安倍首相の「非常事態宣言」が出て1週間経ちました。家の中でイライラしている人もおられるでしょう。なかにはなぜ、新型コロナウイルスに大騒ぎしているのか、よくわからない人もいるかもしれません。そこで今回はその説明をします。

 まず、人によっては「新型コロナはちょっと重いインフルエンザ」というイメージがありますが間違いです。実は新型コロナが世界を震撼させたスペイン風邪よりも病原性が強い疑いがあるのです。日本を襲った第一波(1918年8月~1919年7月の対患者死亡率は1・22%でしたが、4月13日午後7時時点での対感染者死亡率が1・40%です。

もうひとつの理由は新型コロナで大勢の重症者が出たときに、医療崩壊が起こる可能性が高いからです。実は日本の重症患者の受け入れ体制は皆さんが想像している以上に脆弱なのです。例えば、日本の集中治療室のベッド数は6500床ありますが、マンパワーの関係で1000床しか稼働できません。一方、ドイツは2万5000床、米国は10万床です。

 「集中治療体制の違いが新型コロナウイルス感染症の死亡率を決める」ことはイタリアとドイツとの比較で明らかです。3月31日時点での死亡率はイタリアでは11・7%に対してドイツでは1・1%です。ICUのベッド数で言うと、ドイツは人口10万人あたり29~30床であるのに対して、イタリアでは8・6床、日本は5床です。そのため、いったん患者が増え始めたら医療崩壊が非常に早く訪れることが予想されるのです。

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