top of page

がん検診

こんにちは弘邦医院院長の林雅之です。本日のテーマは「がん検診」です。新型コロナの影響でがん検診を控えているという人も大勢おられると思います。がん年齢である40歳以上の人は、免疫力が低下するため、病院に行ってがん検診を受けている間に、新型コロナに感染したら大変だ、と思われるのは当然です。

 しかし、もしあなたにがんがあってそれを半年以上放置したらどうなるのでしょうか?通常、がん細胞が目に見える大きさになるまでに20年近くかかるといわれています。しかし、がんの塊が1センチから2センチになるには、1年程度といわれています。つまり、加速度的に大きくなるがんを数か月放置すれば、状況は想像以上に悪くなるということです。もちろん、治療もむつかしくなります。その意味ではがんのリスクがある人は、できるだけ早くがん検診を受ける方が良いと私は考えています。

 毎年定期的にかかる医療機関が予約で一杯というのなら、別の医療機関を選択するのもよいでしょう。いまは、病院には行きたくない、というのなら予約だけでもしておいてはどうでしょうか? 1~3月は耳鼻科や内科は風邪やインフルエンザ、胃腸炎、糖尿病などで患者さんが一杯ですが、健診が中心の医療機関は意外と人が少ないようです。そこを狙うのも良いでしょう。

お知らせ
bottom of page