感染症状況について
こんにちは、弘邦医院の林です。
今日の診療は通常通り、午前・午後です。
さて、今週も平成30年11月5日(月曜日)から
11月11日(日曜日)までに、江戸川区内の医療機関で
診断された感染症状況から、みてみましょう。
まずは法律で全症例を報告しなければならない感染症です。
1類感染症 報告なし
2類感染症 結核12例
3類感染症 腸管出血性大腸菌感染症1例
4類感染症 E型肝炎1例
5類感染症 百日咳2例
(※1類・危険性が極めて高い、2類・危険性が高い、
3類・危険性は高くないが集団感染の可能性がある、
4類・国民の健康に影響を与えうる、5類・国が情報提供などで
感染拡大を防止すべき感染症のこと)
結核は前週の5例から倍増しました。
風疹は前週2例、前々週1例からゼロになりました。
E型肝炎は新たに出た感染症です。
インフルエンザは小岩地区で小児が1例報告され、成人では報告はありません。
咽頭結膜炎は全区で13件報告され、
感染性胃腸炎は全区で151件報告されています。
いずれも小松川地区での増加が目立ちます。
インフルエンザは東京都全体では184件報告され、前週より101件増えています。
江戸川区では目立ちませんが、手洗いなど予防のための対策はきちんと行いましょう。