感染症状況について
こんにちは、弘邦医院の林です。
今日の診療は平常通り、午前・午後です。
さて、今週も感染症状況(49週=12月3日~12月9日)からスタートです。
まずは、インフルエンザをみてみましょう。
厚労省が今月7日に発表した「インフルエンザ様疾患発生報告」(第14報)によると、
学級閉鎖学校数は216校(前週86校)と急増しています。
欠席者数3779人(前週1287人)は昨年同期の6992人より少ないものの
前週の3倍増です。江戸川区のホームページに掲載されたインフルエンザの患者数は
小児で31件、成人で5件。前週は各1件でしたからいよいよインフルエンザは
シーズンに突入したということでしょうか?
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は依然として葛西地区での増加が目立ちます。
葛西地区では直近の一医療機関当たりの報告者数は9・3人(前週5・8人)と
前週より3・5人増えています。感染性胃腸炎は江戸川区全体の一医療機関
当たりの届け出数は前週より6・6人から増えて9・9人と増えています。
水痘は小松川地区の一医療機関当たりの届け出数が2・7人と前週の0・0から
増えました。手足口病は一医療機関当たりの届け出数は0・8人で、
5週前の1・7人をピークに落ち着いています。リンゴ病の一医療機関
当たりの届け出数は1・6人で変わりません。その他感染症に大きな変化はありません。
当院ではインフルエンザワクチンを受け付けています。ご希望の方はご相談ください。