運動について
- 院長
- 2018年12月4日
- 読了時間: 2分
こんにちは、弘邦医院の林です。
今日の診療は平常通り、午前・午後です。
さて、本日のテーマは運動です。
皆さんのなかには健康作りに運動をしている
という方も大勢おられると思います。
ひと口に運動といっても散歩、ジョギング、マラソン、
水泳、ゴルフ、テニス、バドミントン、サッカー、トレッキング…。
さまざまな種類があります。では、最も健康長寿につながる運動は何でしょうか?
米国の有名病院「メイヨー・クリニック」が今年9月に発表した研究があります。
伝パークの首都コペンハーゲンに住む人を対象に、スポーツや身体活動と
死亡リスクの関連を25年間追跡調査したものです。
それによると、座りがちな生活をしている人に比べて、テニスをしている人が
9・7年、サッカーをしている人は4・7人、サイクリングをしている人は3・7年、
水泳をしている人は3・4年、ジョギングをしている人は3・2年も平均的に長生きだったそうです。
もちろん、このような運動ができる人はもともと健康な人ですから、
この研究だけで、このスポーツをしたら長生きできる、と単純に
結論付けられるものではありません。大将がデンマークに住む人ですから、
そこで人気のないスポーツは対象となっていませんから必ずしもテニスが
すべてのスポーツのなかで一番長生きできるスポーツというわけでもありません。
ただ、この研究論文で気になることは自分と向き合い一人だけで完結するスポーツ、
水泳、ジョギングといったスポーツは運動量のわりに意外に平均余命を
延ばしていないということです。逆に相手がいるスポーツであるテニスや
サッカーは平均余命を延ばしています。
健康のために運動をする場合、人とのコミュニケーションを
しながら楽しく行う方が良いということなのかもしれません。
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